整体院開業(男性30代)

事業計画書サンプル紹介

1.事業計画書表紙

事業計画書のまず初めにはサンプルのように
・創業場所
・開業予定日
・事業計画者名など
通常のお仕事等でもあるような決まったタイトルを入れましょう。

2.創業動機&略歴

今回の事業計画はすでに開業済みの整体院ですので、融資を受けることにより売上が増加することを日本政策金融公庫の融資担当者の方に理解して頂くために新ビジネスモデル説明を事業計画書に加えました。

3.サービス内容①

こちらは新ビジネスモデル(集客商品)を細かく説明した部分でございます。
①価格
②セールスポイント
③ターゲット
④実務フロー
等を記載致しております。

4.サービス内容②

こちらは新ビジネスモデル(利益商品)を細かく説明した部分でございます。
①価格
②セールスポイント
③ターゲット
④実務フロー
等を記載致しております。

5.事例紹介

すでに開業されて3ヶ月経過しているお店のため、お客様の喜びの声がすでにございましたので事業計画書の中に盛り込ませて頂きました。
「百聞は一見に如かず」。これなら日本政策金融公庫融資担当者にもこのお店のすばらしい整体術が視覚的に伝わると感じています。

6.売上を向上させる計画

すでにお店を開業されていらっしゃる場合、
そのお店の改善点・問題点は様々です。
日本政策金融公庫の面談時間は限られていますので問題点の絞込み・説明の簡素化が不可欠です。

今回のケースはリピート率は非常に高いのですが、新規顧客数が不足している事がわかりましたので事業計画書に記載しております。

7.集客チャンネル説明&市場調査

事業計画書は全て数字で作り上げることが大前提ですが、その数字全てに客観的根拠が必要です。

このページは新規顧客を集めるチャンネルでチラシを利用する場合、市場調査後に
①だれに(ターゲット)
②いつ?
③どれくらい?(折込料)
④いくら(コスト)かけるのか?
を「創業融資のフルサポ」では最低限記載するようにしております。

8.販促説明

販促方法についてフローを用いて説明しています。

9.3ヵ年計画概要と年計表

事業の計画と見通しを記載しています。
事業の見通しは売上などの利益や人件費等の費用の数字を細かく記載します。

10.必要な資金と調達方法

必要な資金と調達方法の一覧でございます。
中央より右側に記載する調達資金ですが、すでに創業済みの方の場合、自己資金は問われません。

11.事業の見通し

この事業の見通しが「事業計画書」の核となる部分です。

売上=客数×客単価ですよね!
①客数は本当に見込めるのか?客数獲得コストは?新規顧客は何%?リピーターは何%?
②商圏は半径何km?商圏内人口・世帯数は?商圏内のターゲット比率は?
③客単価の平均は妥当か?ライバル店より安い?高い?差別化されている?

経費
①人件費に社会保険料金は適正に含まれているか?
②家賃の坪単価は適正?
③原価償却は何年?償却方法は?
④利息は何%?
⑤元本返済は据置期間を設ける?設備資金は何年で返済?運転資金は何年で返済?
⑥運転資金がショートしていないのか?
⑦損益分岐点は適正か?

上記の項目は最低でも客観的に見て合理的な数字を記載しましょう!

12.事業の見通し2期目

2期目の事業の見通しです。

13.事業の見通し3期目

実際に細かく売り上げの計算式を出していきます。
融資して頂くには返済が必要ですが、
もちろん返済するためには「売上」が必要です。

顧客単価など根拠は調べて数字を入れていきます。

14.許可について

創業する業種によっては「許認可」が必要な物がございます。

融資は許認可取得後になりますので、飲食店・理美容業の方は特に注意しましょう!