事業計画書の最初の部分には
・創業場所
・開業予定日
・事業計画者名
等や、個人創業・法人創業、創業形態ももれなく記載しましょう。
通常のお仕事等でもあるような決まったタイトルを入れましょう。

事業計画書を作成するお仕事をさせて頂いて一番感じるのは「創業動機が重要」ということです。
創業動機は自己的な動機ではなく、社会・経済に貢献できるものが素晴らしいと感じます。
事業の根底を成す「創業動機」が「儲かりそうだから」ということでは、誰からの応援もないと判断されても仕方がないと感じます。
誰かを応援したい、誰かを幸せにしたい！それが「創業動機」だと思います。
「創業融資のフルサポ」の「創業動機」（企業理念）は創業者の成功を支援させて頂くことです。

創業をするにあたって、その仕事内容に関する経験がないというのはとてもマイナスなポイントとなってしまいます。
逆に言えば、創業の内容に関する職歴・経歴はとてもいいポイントとなるということです。
あなたの創業に関する仕事の経験、強み、アルバイト歴、職歴等を書きましょう。
もちろん、資格もあれば強みになります。

開業場所周辺の地図と、店舗の景観写真を記載し、融資担当者の方に開業場所のイメージを持っていただきましょう。

競合が予想される近隣の店舗を示した地図と、店舗の具体的な名称を記載しています。

目標とする会社の地図と会社名、取扱い商品の一部を記載しています。

事業のセールスポイントを記載します。
創業者自身の豊富な実務経験やそれに伴うネットワーク等、競合先より優れている点、他にはない点などを記載します。

集客方法に関しては、
・ターゲット
・ターゲット見込み数
・ターゲットへのリーチ方法・リーチチャンネル
・周辺競合店
上記4点は最低記載しておくべきだと考えます。
また、併せて業務・サービス内容や契約に至るまでの流れを簡潔に説明しています。

こちらのページは左側に
・開業必要設備資金額
・開業必要運転資金額
・開業必要金額－自己資金＝融資希望額

右側に
・売上（年計）×3年分
・売上原価（年計）×3年分
・売上総利益（年計）×3年分
・経費（年計）×3年分
・人件費（年計）×3年分
・減価償却（年計）×3年分
・営業外利益・費用（年計）×3年分
・営業利益（年計）×3年分
・経常利益（年計）×3年分
・資金繰り表（年計）×3年分
・返済計画表（年計）×3年分
を記載しています。

売上の算出には客観的な根拠が絶対に必要です。
客数は本当に見込めるのか？
客数獲得コストは？
新規顧客は何％？
リピーターは何％？
商圏は半径何km？
商圏内人口・世帯数は？
商圏内のターゲット比率は？
客単価の平均は妥当か？
競合他社より安い？高い？差別化されている？
等の説明を記載します。

事業計画1期目

事業計画は事業の見通しとも言い、事業計画書の核となる部分です。
売上、経費等を客観的に見て合理的な数字を記載しましょう。

事業計画2期目

～事業計画書の書き方～
売上-経費＝損益（正確な用語ではありませんが便宜上設けています）
損益-減価償却＝営業利益
営業利益-営業外収支＝経常利益
経常利益-税金+減価償却＝当期利益

事業計画3期目

創業する業種によっては「許認可」が必要な物がございます。
融資は許認可取得後になりますので、飲食店・理美容業の方は特に注意しましょう！