カフェ開業2(女性40代)

事業計画書サンプル紹介

1.事業計画書表紙

事業計画書の初めには
・創業場所
・開業予定日
・事業計画者名など
個人創業・法人創業、創業形態ももれなく記載しましょう。
通常のお仕事等でもあるような決まったタイトルを入れましょう。

2.創業動機&略歴

事業計画書を作成するというお仕事をさせて頂いて一番感じるのは「創業動機が重要」ということです。
創業動機は自己的な動機ではなく、社会・経済に貢献できるものが素晴らしいと感じます。
事業の根底を成す「創業動機」が「儲かりそうだから」ということでは誰からの応援もないと判断されても仕方がないと感じます。
誰かを応援したい、誰かを幸せにしたい!それが「創業動機」だと思います。
「創業融資のフルサポ」の「創業動機」(企業理念)は創業者の成功を支援させて頂くことです。

3.事業協力者

事業協力者が存在するということは、融資担当者からの安心感が高いです。
創業は時間も気力も様々なものが思い通りにいかないこともしばしば発生致します。
そんな時に苦難を分かち合える協力者が存在するという事は融資においても、実際に開業してからも非常に有利だと「創業融資のフルサポ」も考えております。

4.開業予定地&周辺地図

カフェの立地条件は、融資においても、実際に開業した場合においても重要なポイントですよね。
融資担当者の方に開業場所のイメージを持っていただきましょう。商圏に応じた周辺の地図を添付しましょう。

5.競合先・目標店舗

競合することが予想される近隣の店舗の名称を左へ、内装のイメージなど、「こういった店舗にしたい」という目標とする店舗については右へ画像つきで記載し、説明しています。

6.セールスポイント

事業のセールスポイントを記載します。
競合先より優れている点、他にはない点などを記載します。

7.営業販促フロー 顧客獲得

新規顧客を得るための営業方法・内容について記載します。
ここではまず、営業に関する全体的な流れをフロー形式で記載しています。

8.集客施策

開業場所周辺の施設についての地図と利用者層等の詳細、最寄り駅の利用者層について記載しています。

9.販促方法

顧客を得るための販促方法について説明します。
新規顧客の中でも観光客を対象とした販促の方法、地域の顧客を対象とした販促の方法をそれぞれ記載しているほか、リピーターを得るための販促方法、紹介による顧客を得るための販促方法など、対象ごとに異なる販促方法を具体的に記載しています。

10.販売先・仕入先

資金繰り表の影響する、重要な箇所です。
特に仕入先のシェア・取引状態をしっかり把握・記載をして、事業計画書の資金繰り表が適正となるように必ず記載しましょう。
資金繰りのショートした事業計画書は100%否決されます。

11.営業時間と人員体制

カフェは人件費が高いビジネスですので、その金額が本当に必要なのか?過不足はないのか?売上に対し適正な人数か?を一目で納得していただくためにシフト表を添付しました。

12.オープン購入雑費

開店前の設備・雑費を一覧で記載しています。
ここでは、開店に際して必要なものがどのくらいいるのか、しっかり想像ができていないと、一覧で出す事が出来ません。
後から買い足すようなことにならないよう、しっかり書き出して一覧を作っていきましょう。

13.必要な資金と調達方法

上記で記載した設備費用に加え、家賃や光熱費・通信費に加え販促費等も記載します。
また、調達資金ですが、自己資金が0円というのはかなり厳しいです。
「融資する側からしてみれば、親や身内から協力(援助)が得られないような仕事に、なぜ融資しなければならないのか?」と言われ納得しました。
そうですね、あなたの身内が協力してくれるのならこちらも応援!という気持ちになるのも分かる気がします。

14.開業スケジュール

3年間を通してのスケジュールを提示しています。
5W2H手法の記載がベストです。

~5W2H手法~
When「いつ?」→日時
Who「だれが、だれに?」→だれが、だれに
Where「どこで?」→場所
What「なにを?」→何の目的で
Why「なぜ、どうして?」→どうして行うのか?

How「どのように」→どんな方法で行われるのか?
How much「いくらで」「(どのくらい)」→金額はどれくらいか、(数量はどれくらいか)

15.事業の見通し(1期目)

事業の見通し(1期目)

~事業計画書の書き方~
売上-経費=損益(正確な用語ではありませんが便宜上設けています)
損益-減価償却=営業利益
営業利益-営業外収支=経常利益
経常利益-税金+減価償却=当期利益

16.事業の見通し(2期目)

事業の見通し(2期目)

17.事業の見通し(3期目)

事業の見通し(3期目)

18.許可について

創業する業種によっては「許認可」が必要な物がございます。

融資は許認可取得後になりますので、飲食店・理美容業の方は特に注意しましょう!